前回、中国の伝統的な物語には法則性があるというブログを書きました。
実はほかにも、まだ法則性があるのです
今回のテーマは
中国のストーリーに出てくる、母という存在の意義です
中国(儒教)の思想の一つにある
孝(こう)とは、儒教の徳目の一つ。親によく服従することを示します!!
つまり、母親がものが物語に出てくる時は、母親の絶対性(母が正しい)、親孝行が描かれます
もちろん、これは中国の物語文の多くに反映されています。
ですので、中国の学校教育にでてくる小学生の教科書などにも多く
親孝行、親の発言の正当性が謳われる文章が出てきます!!
流れとしては、
HSKや中国語検定で
物語文に【母親】が出てきた場合
①母の発言・行動 → ② 母が最終的には正しいかったと気づく / 子供は母親に対して親孝行をする。
という構図になるのです。
皆さん、もし中国語検定、HSKで速読に自信がないならば、中国語の物語の
流れ、一定のストーリーの法則性を理解していくと、精読、速読の助けになるでしょう。
では、みなさんテストがんばってください